地球はすべての人のステージ

AZU WORLDをご訪問くださりありがとうございます。ゴールデンウイークはみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

夫とベランダでお昼ご飯をいただきながらふと、今の子供たちはどんな人になってどんな生き方をすることがクールだと感じているのかな、と思いました。

いや、クールだということが良いという価値観ですらないのかもしれませんが。

 

長く生きていると、時代の流れを体験することになります。時代というのは何でできているのかというと、集合的な価値観でできているのかな、と思います。何が支持されるかということでムーブメントが起こりトレンドが形成されます。

 

私がヒプノセラピストとして仕事を始めたばかりのころ、私より10歳年下の世代は社会人になって間もない感じで、その世代がよくセッションを受けに来てくれました。(今でもその世代の方はよく来てくださいますが)

 

上は私より一回りかもっと上、下はそれくらいというのが当時のクライアントさんの年齢層でした。10歳下というのはスピリチュアルで言う、インディゴチルドレンのはしりの世代です。

 

最初からインディゴチルドレンの概念を真に受けて信じたわけではないのですが、彼ら特有のオーラ、というよりエネルギーには共通のものを感じ、また世界感や価値観に共通の何かを感じました。

 

また彼らの悩みにも共通のものがありました。それは、社会に出ても欲が足りないと上司から怒られるというものでした。もっと欲を出して、お金や地位や名誉や成績や、うまい飯や酒や女を、ガッツ出して取りに行け、と言われるが、まったくそういう意欲みたいなものが理解できない、というのです。

 

一方で彼らは、みんなが幸せ、とか、愛とか平和というワードには一様に目を輝かせて反応を見せてくれました。愛と言えば私たちの世代には男女の恋愛のイメージしかなかったような気がしますが。

 

私は30歳になったころから社会に出てきたその世代と深く交流し、友人もたくさんいましたので、彼らのメンタリティーを肌で感じるように理解できた気がします。それだけではなく、自分もその仲間なのだということを実感していました。

私はひそかに、その世代が社会の中核をなす時代には価値観がひっくり返り、愛と平和の世の中になるのではないかと期待してきました。

 

現代がどんな社会なのか、私にはその全体像ははっきりとはわかりません。ただ愛と平和が社会の土台をなすには程遠い社会なのはなんとなく感じます。

しかし、システムや地位や肩書きにかかわらず愛と平和は誰の許可もなく人知れず実践することができる「生き方」でもあります。

 

その当時「アミ 小さな宇宙人」という本が周辺で少し流行っていました。

書評を読むと

  

すてきなほほ笑みと子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミが、地球の少年ペドゥリートを宇宙の「理想郷」に案内してくれるというお話。 

   南米チリに生れ、世界各地を旅してきた著者が、人類普遍の「愛」の哲学を平易な言葉で語る、メッセージ性の強い作品。童話の体裁をとっており、「理想郷」の描写も童心にあふれた楽しいもの。 

   著者にとっての「理想郷」を真正面から描いている部分に、違和感を覚える向きもあるかもしれない。ただ、決して「一人よがり」な世界観ではないし、続く第2巻、第3巻と、さらに広がりと深さを増していくので、忍耐をもって付き合う価値あり。世界11か国で翻訳されているだけのことはある。 

 

とあります。

「僕らの社会の価値観から見てこの行いは〇点だよ」というようにアミは地球人の少年に教え、その価値観に少年は驚愕しつつも新しい価値観を学んでいく、というような内容だったように記憶しています。

おもしろかったかと言えば、自分にとっては当たり前すぎて退屈だなぁと感じたように覚えています。けれど親しかったインディゴちゃんの友人から「アミ読んでたら、アズさんのことが浮かんだよ」と言われたのは不思議と嬉しかったので今でもそのことを思い出すのです。

 

会社での人間関係でどうしたらいいか、という悩みを持っている人は多いと思います。こういう困った人がいて、それがストレス、と感じる方は多いと思います。私も敏感で傷つきやすいので、人一倍難しい自分を知っています。

でも多分ですが、アミの言う高得点がとれるようにがんばれば、対人関係の悩みは随分解決してしまうのではないかと思います。

 

アミの価値観というのは、愛と平和が基準です。

 

宇宙人じゃなくても、地球人にもそれはできます。そして誰もやっていなくても、もし目の前で誰かがやっていたら間違いなく「それがいい」とわかる人がたくさん出てくるようなやり方です。

 

それは地球の裏側に出かけていくよりもすごい冒険だし、旅が終わってもその成果はずっと続きます。

地球こそが、そして自分が今いる場所こそが、宇宙に唯一無二のステージです。

 

この冒険は、子供のころに見る夢というよりは、おとなにこそ実現できる夢だと思います。

子供たちがそんな予感にわくわくできるような社会がいいなと思います。